公式サイト「くさりもち」を振る舞い、ずる賢く生きる殻から分泌される毒を丸めて作った「くさりもち」を人やポケモンに振る舞い、食べた相手を鎖で操ります。「くさりもち」はとても美味しく、口にしたものの奥底に眠る願望や能力を引き出す効果もあるようです。また、泣きまねをして同情を買うなど弱々しい赤子のように振舞うずる賢い一面もあります。仮面を手に入れに、いざキタカミへ大昔、一緒に過ごしていた老夫婦が欲しがった仮面を手に入れるために、ともっこを「くさりもち」で従えて、キタカミの里へ向かったという一説があります。仮面を巡り「オーガポン」と戦った末、敗れてしまった「モモワロウ」は、殻に閉じこもり、いつしか「不腐の桃(くさらずのもも)」と人々から呼ばれるようになりました。一見すると、店先に飾られた置物のようですが、復活の時を今か今かと待ち望んでいるようです。特性「どくくぐつ」モモワロウが持つ特性「どくくぐつ」は本作から登場する新しい特性です。モモワロウのわざによって、どくやもうどく状態になった相手は、こんらん状態にもなってしまいます。モモワロウが覚える技「じゃどくのくさり」毒の鎖を射出して相手を攻撃します。相手を「もうどく」にすることもあります。モモワロウ|『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』公式サイト
動画これはまだキタカミの里では語られていない幻のポケモンの物語 モモワロウ昔々あるところにおじいさんとおばあさんが暮らしていた。子がいない2人はモモワロウという小さく臆病なポケモンを我が子のようにかわいがっていた。もっと愛されたいモモワロウは、体の毒を丸めて作った「くさりもち」を振る舞った。頬が落ちるほど美味であり、二人はたちまち「くさりもち」の虜に、いやモモワロウの虜になった。この餅、食べた者の欲も引き出すようで、やがて二人はあれが欲しいこれが欲しいとモモワロウにせがむようになった。すぐに叶えてやるのが愛される秘訣 もちで手懐けたポケモンに次の朝には届けさせた。二人はますますモモワロウを可愛がるのであった。ある日のこと、おじいさんとおばあさんはどこで噂を聞いたのか、キタカミにあるという世にも見事な仮面を欲しがった。代わり映えのない暮らしにも飽きた頃だ。願いを叶えてやろうとモモワロウはキタカミの地へ向かうことにした。旅にはお供がつきもの。毒の力で飼い慣らしたイイネイヌを家来に村を出た。"家来一匹では心もとない。道中出会ったはマシマシラ。このポケモン、ちょっとばかし先の未来なら見えるときた。家来にしておかない手はない。"それでも不安なモモワロウ。魅惑のフェロモンで心を奪うキチキギスも家来につけてもう安心。モモワロウの準備は整った。野を越え、山を越え、海を越え、モモワロウたちはとうとうキタカミの地にたどり着いた。どんちゃんピーヒャラと祭りで賑わう群衆の中、一際輝く仮面をつけたオーガポンと男を見つけたのだった。そこは慎重なモモワロウ。まずはマシマシラに男たちの住処を探らせた。仮面を奪うのはイイネイヌとキチキギスのお役目。男も鬼も居ぬ間にこっそりと。あとはモモワロウの元に戻るだけ。男が帰ってきたのはその時だった。飛びかかってきた男と戦う他なかった。二匹は男をねじ伏せて、なんとか仮面を奪い去った。男が守りぬいた一枚を除いて。ついに輝く仮面を手にしたモモワロウ。これで二人の願いを叶えてやれる、もっと可愛がってもらえる。そんな喜びも束の間だった。怒り狂ったオーガポンがもうそこにいるではないか。モモワロウはすぐさま家来の三匹を前に立たせた。キチキギスのフェロモンで気を引き、マシマシラの力で攻撃を読み切り、イイネイヌの自慢の剛腕で仕留めようとした。だが鬼気迫るオーガポンを前に成す術はなかった。迫るオーガポンに震えながらモモワロウは己の運命を悟った。仮面も仲間も幸せも何もかも失った。吹き飛ばされる中最後の力を振り絞り、ただ殻にこもった。そしてコロコロコロコロと森のどこかへと転がっていったのだった。いつか願いを果たすために、今日も里のどこかで復活の時を待っているのかもしれない。【公式】知られざる「モモワロウ物語」|『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』「番外編」